「おみそ」感想文コンクール

平成16年度 第12回

平成16年度 第12回

平成16年度 第12回小学校家庭科副読本
『おみそ調べてみよう!食べてみよう!』読後感想文コンクール入賞者発表

優秀賞

「『健康の源』お味噌に感謝して」
大分市立坂ノ市小学校 六年 伊妻凌於奈

「お使い、お願いしてもいい?」
「いいよ。」
ぼくの家ではよくある、母との会話です。「納豆とお味噌」と書かれた母のメモを持つと、自転車をこぎスーパーへ急ぎました。

陳列棚から品物を捜してみると、沢山の種類があることを知りました。特に「味噌」は、ぼくが住む大分県の物だけでなく、四国の物、関西の物、愛知県の物、関東の物など種類は様々でした。製造される地域の特色なのか、その地域の消費者の好みなのか、味噌の色や粒の大きさ、そして塩分も本当に多種多様でした。

ぼくは先ず賞味期限を確認し、次に種類を考えました。その時、母が日頃から機会ある度話していたことを思い出しました。「好みもあるけれど、食べ物は白より色、細かい粒子より粒、濃い味より薄い味がいいのよ。」という言葉です。考えた結果、「麦味噌、粒、八・八%」を選びました。しかし内心「いいかな?」と心配しましたが、
「ありがとうね。」
と母はとても喜んで、御礼を言ってくれました。

我が家の食卓に何かの形で必ず上がる味噌。ある時は野菜を使い、ある時は魚を使い、又ある時は肉を使い、そして団子を使って。それから祖母が届けてくれる味噌漬まで。家族の健康をいつも願う母は、日本の伝統的食品「味噌」を毎日の食事に必ず使っています。

世界の中で、アジアの中で歴史的に受け継がれてきた食品は多いと思われますが、日本の歴史の中に度々表れた「味噌」は貴重な価値ある食品だっただけでなく、私達日本人の健康を支えて来た源でもあったようです。そんなことを調べていると、
「出来たよー。」
母の声です。今からぼくの大好物の「鯖の味噌煮」を、大好きな祖父母へ届けに行くのです。