「おみそ」感想文コンクール

平成19年度 第15回

平成19年度 第15回

平成19年度 第15回小学校家庭科副読本
『おみそ調べてみよう!食べてみよう!』読後感想文コンクール入賞者発表

優秀賞

「日本の文化にふれて」
埼玉県川越市立大塚小学校 六年 山崎 聖佳

みそは、わたしが好きな食べ物の中のひとつです。しかし、つい一年前までは大嫌いなものの中でも、特に嫌いなものの一つでした。

どうしてそんなに嫌いだったものが一年のうちに好物となってしまったのか。その理由は、一年前のある出来事にありました。

一年前というと、まだわたしが五年生だったころです。そのころは、みその味から、つぶ状の物体から、香りまでみそのすべてが苦手でした。朝、昼、晩とみそしるばかりが出ていたことも、えいきょうしていたのかもしれません。

そんな重度のみそ嫌いだったわたしですが、五年生の秋に、転機がおとずれました。図書館で借りた本に、みその歴史が書かれていたのです。読んでみると、みそは古代から使われている、伝統的な調味料であることが分かりました。

そのころ、わたしは日本の食べものが嫌いな日本人が多いことに、疑問をいだいていました。どうして日本食ではなく、洋食を好むのかが理解できなかったのです。

自分もそうだ、ということに気づいたのは、みその歴史について知った時でした。そこで、先ほどの疑問について自分で検証してみることにしたのです。

自分自身に問いかけてみればみるほど、わたしがみそを嫌いな理由が、単なるわがままのように思えてきました。なぜわたしは、こんな理由でみそを嫌っていたのだろう。久しぶりに飲んだみそしるの味をかみしめながら、そう思い直したのでした。

日本の味、みそ。その味には日本独特の深みがあり、香りはみそ特有です。このような日本ならではの食べ物、文化を絶えることなく、後世にも伝えられるよう、大切にしていきたいです。