「おみそ」感想文コンクール

平成21年度 第17回

平成21年度 第17回

平成21年度 第17回小学校家庭科副読本
『おみそ調べてみよう!食べてみよう!』読後感想文コンクール入賞者発表

文部科学大臣賞

「たった一ぱいのおみそ汁」
岡山県倉敷市立郷内小学校 五年 山本 千智

やっと、おばあちゃんが退院した。この日を、指折り数えて、私は待っていた。
さあ、今日はがんばるぞ! おばあちゃんがおうちにもどってきたら、私がおみそ汁を作ってあげようと、ずっと前から決めていた。なぜなら、「おみそ副読本」を読んで、おみそが、おばあちゃんの骨そしょう症や健康にとても良いと分かったからだ。
まず、煮干しでだしをとる。そして、畑からとって来たばかりのかぼちゃ、なすびを煮る。火が通ったら、お豆ふ、竹輪、あげ、わかめ、おくら、水でといたおみそを入れて、一煮立ちすれば、ぷーんといいにおいがして、千智特製おみそ汁の出来上がり。
お母ちゃんに手伝ってもらっても、一時間ぐらいかかったけれど、一生けん命作った。おばあちゃん、おいしいって言ってくれるかな。ドキドキしながら、おばあちゃんの前におみそ汁を持っていく。
「千智ちゃん、すご〜くおいしいよ。おばあちゃんは、生まれて初めてじゃ、こんなにおいしいおみそ汁を食べたのは。」
おばあちゃんが、ニコニコ笑顔で、こう言ってくれて、私はとてもうれしかった。
たった一ぱいのおみそ汁、でも、この中には、おばあちゃんの健康を願う私の気持ちがいっぱいつまっていた。おばあちゃんが、うちに戻ることができた私の喜びもいっぱいつまっていた。だから、私もこんなにうれしい、おいしいおみそ汁を初めて食べた。
今日のおみそ汁は、栄養いっぱい、みんなの笑顔いっぱいのおみそ汁だった。だから、おばあちゃん、明日も、おみそ汁を作ってあげるよ。いっぱい食べて、一日でも早く元気になってね。