「おみそ」感想文コンクール

平成21年度 第17回

平成21年度 第17回

平成21年度 第17回小学校家庭科副読本
『おみそ調べてみよう!食べてみよう!』読後感想文コンクール入賞者発表

優秀賞

「みその力」
チェコプラハ日本人学校 六年 金田 麻佑

「私がみそしる作るからねっ!!」
それは、お母さんが手をケガした時のことでした。お母さんが
「今日はみそしる作れないから、なしでいいか。」
と言った時、思わず私はさけんでいました。
そうは言った物の、どういう順番で材料を入れていいのかわかりません。「こうでいいか。」という感じの事が多かったけれど、いつものみそしるの味に近づく様にがんばりました。一人で作るのは初めてだったので、ハラハラドキドキしながら作りました。
だしも具も入れて、あとはみそだけという時、味見をしてみました。期待していたけれど、味は何かビミョーでした。
そしていよいよおみそです。みそをといてしるに入れたしゅん間、フワッと良い香りがただよいました。ふいに味見がしたくなり、少し飲んでみることにしました。
「うわぁ!!おいしいっ!」
思わず私はつぶやきました。本当においしかったのです。さっきの味とは大ちがいでした。このみそのすごい力に私は感心しました。
夕食の時間、私は得意気にみそしるを出しました。すると家族が、
「おいしい~。」と言ってくれて、その言葉がみょうにうれしかったです。自分の料理を「おいしい。」と言ってもらえるうれしさを知り、これをきっかけに、私は料理をたくさんする様になりました。
 今、私はチェコに住んでいますが、日本食のお店で、チェコ人の人が
 「ミソスープ、プリーズ」
 と言って、スプーンでみそしるを食べているのを見ます。食べている人はみんな幸せそうな顔をしています。そのたびに私は思います。
 「みその力って、すごいな。」と。