「おみそ」感想文コンクール

平成23年度 第19回

平成23年度 第19回

平成23年度 第19回小学校家庭科副読本
『おみそ調べてみよう!食べてみよう!』読後感想文コンクール入賞者発表

優秀賞

「みそは日本の味」
神奈川県茅ヶ崎市立小和田小学校 五年 中尾 仁香

「わぁーい。見て見てっ。完成!」

外にも聞こえてしまいそうなくらいに大きな声で私は言った。家の中は、みそ汁の香りが充満している。休みの日、何だか急に料理をしたくなった私は、お母さんに頼んでみそ汁を作らせてもらった。みその量を考えたりしながら二十分後くらいにやっと完成。家族の「おいしいね。ありがとう。」という声が待ちきれなかった。

「いっただっきまぁーす。」

いつもより、私の声が自然とはずむ。「どう?おいしい?」と言いたげな顔で家族を見ると、
「お姉ちゃんがこれ作ったんだよね?すっごーい。とってもおいしい。」
と妹が言ってくれた。私はほこらしげな顔で
「おいしいに決まってんじゃん。私が作ったんだもーん。」
と家族に笑ってみせた。

それから、一年。鹿児島のおばあちゃんとおじいちゃんの家に行った。朝ごはんは、ごはん、みそ汁、お漬け物。その中のみそ汁のみそが少し気になった。家のみそと味が少し違っていて甘かったからだ。おばあちゃんにどうして甘いのか聞いてみたら、
「うーん。それは鹿児島のみそだからかねぇ~?しょう油も他の県とは少し違っていて甘いとよく言うから。」
と言われた。今、思うとそれは原料のだいずに対するこうじの割合が高いみそを使っていたからだと思う。

あの甘いみそも私の家で使っているみそもどちらもおいしくて日本の味がする。日本の味のみそは、あたたかい笑顔で向えてくれる鹿児島のおじいちゃんやおばあちゃん、そして私の大好きなやさしい田舎を思い出させる。