第55回全国味噌鑑評会の審査が11月6、7日の2日間で行われた。
今年の出品は422品。この422品を製造に精通した審査員24名が審査する。
みその審査は、「味・色・香り・組成・その他~原料臭や異臭、異味がないこと」のそれぞれについて1品ずつ丁寧に採点し、農林水産大臣賞、食料産業局長賞等の賞が贈られる。

全国から出品されたみそは、12に分類される。

甘みそ、甘口みそ、淡色系・辛口・漉しみそ、淡色系・辛口・粒みそ、淡赤色系・辛口・粒みそ、赤色系・辛口・漉しみそ、赤色系・辛口・粒みそ、豆みそ、麦みそ・淡色系、麦みそ・赤色系、米と麦の調合みそ、その他

みその種類は多いのでこれら種類の違うみそを一様に比べることはできない。
各種類で優秀なみそを選び、最後に上位みそを比較するという審査方法をとる。

ところで、なぜみそは「鑑評会」という言葉を使っているかと言うと、みそは原料とその製造工程によって出来上がりに差が出てくる。みその命である麹づくり、熟成過程での温度管理、酵母や乳酸菌の働きを妨げないようにしてやることが大切だ。審査員は出来上がったみそを味わい、匂いを嗅ぎ、その光沢を見て、そのみその製造過程を慮るのだ。(おもんばかる)大豆の処理はどうだったのか。麹づくりはうまくいったのか等々察することができるのだ。何か問題があればコメントを添えて生産者に知らせ、更なるみその品質向上を目指していく。これがみその鑑評会だ。

さて、審査結果は11月20日に発表されます。お楽しみに。