IMPRESSION COMPETITION小学校家庭科副読本『おみそ 調べてみよう!食べてみよう!』
読後感想文コンクール
平成18年度 第14回 入賞者発表

全部自分達で[優秀賞]

島根県斐川町立出東小学校5年生井上 歩美

四年生の時、大豆を植えました。先生が、
「しゅうかくしたら、大豆料理を作ろうと思います。」
と言われて、とても楽しみになりました。そして、一月の終わりに、豆ふとおみそを作ると決まった時は、とてもうれしくて、飛びはねそうになりました。 そして、大豆をしゅうかくし、実を落として、まちにまった一月がやってきました。給食センターの人に教えてもらいながら、大豆から豆ふとおみそを作りました。苦労して一から作った大豆からできた豆ふは、とてもおいしかったです。その時から、おみそを使って作るおみそ汁がとても楽しみになりました。
そしてこの間の家庭科で、いよいよそのおみそを使ってみそ汁を作る日でした。最初に米をとぎ、煮干しでだしを取って、全部自分たちで作ったおみそを使う時がいよいよやってきました。おみそが入っているようきのふたをあけて、こうばしいにおいのおみそを見た時は、すごく感動しました。ご飯の様子は、
「少し前にためしでおにぎりを作ったけれども、今日はどうかな、上手にできているのかな。」
と思いながらふたをあけると、とてもいいにおいのご飯になっていました。手作りおみそを少量のだし汁でといて、ちょっとなめてみると、買ったおみそより、百倍おいしくて、とてもびっくりしました。それから、そのおみそをなべに入れて、ご飯とみそ汁ができあがりました。
それから、もりつけて試食をしてみたら、おみそがすごくまろやかで、
「苦労して、種から育てたかいがあったな。」
と思いました。
種から大豆を育てて、自分達で見を落として、自分達でおみそを作って、自分達の作ったおみそを使って、みそ汁を作った学校なんて、数えられるほどしかないと思うから、私達のしたことは、とてもほこりに思えます。

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