季節のおすすめみそ料理

春野菜とみそで「免疫力UP!」

3月は季節の変わり目で体調も崩れがち。免疫力の低下も心配です。また、花粉や埃、温度差などに敏感な人には辛い季節です。こんな時にはビタミンやミネラルの多い春野菜と発酵食品のみそを使った料理がおすすめ。免疫力を高めるには腸内環境を整えることと粘膜の強化に働く食品を摂ることが有効とされます。

料理栄養計算&アドバイス 橋本ヨシイ

菜の花とほたてのみそサラダ

菜の花やにんじんには粘膜を強化するビタミンAが豊富に含まれています。また、菜の花には抗酸化作用のあるビタミンCが豊富で風邪予防やウィルス、埃の対策にも心強い味方。たんぱく質の豊富なほたてと一緒にみそドレッシングで和えれば、おいしくて免疫力UPの「健康サラダ」になります。

  • エネルギー 162Kcal
  • 食塩相当量 1.3g

※一人分の値

にんじんとナッツのシンプルみそサラダ

抗酸化作用があるビタミンAやカロテンの多いにんじんとα―リノレン酸の多いくるみ、そしてみそで花粉対策をしましょう。みそドレッシングに使用する油脂もエゴマ油、アマニ油を使う事がおすすめです。

  • エネルギー 148Kcal
  • 食塩相当量 0.7g

※一人分の値

豆腐と野菜のビッグみそハンバーグ

野菜がたっぷり入る豆腐ハンバーグはみそを使うのでとても優しい風味のハンバーグになります。大きく焼くので見た目は豪華、実は作り手には楽々料理です。栄養バランスの良いハンバーグは食べ盛りの子どもや食の細くなったお年寄りにもおすすめです。

  • エネルギー 330Kcal
  • 食塩相当量 2.7g

※一人分の値

春野菜のオープンみそオムレツ

みそで調味するので、まろやかでコクのある優しい味のオムレツになります。
ご飯にもパンにも合います。朝食に作る時は前の晩に野菜をさっと茹でておくと、朝すぐに作れて便利です。また、オーブントースターで焼くので、手間要らず。仕事を持っている忙しい人にもおすすめです。

  • エネルギー 200Kcal
  • 食塩相当量 1.5g

※一人分の値

にら入り・とろろ汁

秋田の郷土料理「とろろ汁」に柔らかい春にらとくるみを加え、栄養価をUPしました。やまいもは消化酵素の他、胃の粘膜を守り、腸内環境も整える「ムチン」も豊富。免疫力を上げるのに役立ちます。にらは昔から「食べる薬草」と呼ばれ、ビタミン類や抗菌効果のある硫化アリルも豊富なので風邪予防や粘膜強化にひと役かってくれます。

  • エネルギー 579Kcal
  • 食塩相当量 2.4g

※全量