季節のおすすめみそ料理

麦みそ

いよいよ暑さが本格的になってきました。
夏バテの予防にはやはり毎日きちんとバランスの良い食事を摂ること、水分補給を怠らないこと、そして質の良い睡眠をとる事です。
特にこの季節は汗をかきやすいので若干多めのナトリウムなどのミネラルが必要ですが、それには手軽なみそ汁がおすすめです。様々な具材と一緒にミネラルも補給できます。
今回は主に四国・九州地方でよく利用される麦みその風味、粒々感を生かして夏バテ予防に向く料理をご紹介します。

料理栄養計算&アドバイス 橋本ヨシイ

島原の地獄炊き風・そうめん汁

「地獄炊き」というのは長崎の島原で作られていた郷土食です。かつて島原はそうめんが家内工業的に作られていて忙しい日の昼時には鍋にお湯を沸かしてそうめんをバリッと割って加え、麦みそを加えたという合理的な「汁と主食」を兼ねたものです。 今回は野菜やきのこ、鶏肉を加えてアレンジしました。
事務所内で冷房冷えした時や遅い夕食などにも胃に負担がかからないのでおすすめです。

  • エネルギー 202Kcal
  • 食塩相当量 2.4g

※一人分の値

トマトと夏野菜、豆腐のみそ汁

日差しの強い夏には抗酸化作用のある夏野菜をたっぷり摂ることが大事です。みそ汁ならどんな野菜や具材が入っても全部無理なくおいしく食べられます。みそ汁は水分と共に汗で失いがちなミネラルも摂れるので、外の作業や運動をした時にもおすすめです。最後にオリーブ油をほんの少し加えて脂溶性のビタミン、抗酸化成分の吸収率をUP!

  • エネルギー 92Kcal
  • 食塩相当量 1.1g

※一人分の値

夏野菜の鍋しぎ

夏野菜をたくさん摂って元気に夏を過ごしましょう。夏野菜にはビタミン、ミネラルの他に強い紫外線から体を守る抗酸化成分が豊富です。鍋しぎ(みそ炒め)は食欲がない時でもおいしくご飯が食べられる先人の知恵ですが、少しピリ辛のスイートチリソースを加えてエスニック風にしてみましょう。ご飯は勿論、ビールにも合います。大人だけの時は好みに合わせてほんの少し唐辛子の辛さを加えてみましょう。

  • エネルギー 213Kcal
  • 食塩相当量 1.8g

※一人分の値

手作りカッテージの カプレーゼ風・みそドレッシング

お馴染みのイタリアンサラダ「カプレーゼ」をみそドレッシングと手作りカッテージでグレードアップしました。おもてなしにも喜ばれます。
手作りカッテージは牛乳が余っている時におすすめで、レモン汁を加えて作りましょう。濾した汁もビタミンやミネラルが残っているのでおいしく飲むことができます。

  • エネルギー 145Kcal
  • 食塩相当量 1.2g

※一人分の値

納豆と豆乳ダレの麺

山形の納豆料理「ひっぱりうどん」と四国・九州地方の「冷や汁」をイメージした汁で、挽き割り納豆と麦みその粒々感がよく合い、麺がなくなっても最後の汁まで飲みたくなります。柚子こしょうの風味がよりおいしくしてくれるポイントです。

  • エネルギー 413Kcal
  • 食塩相当量 2.9g

※一人分の値