IMPRESSION COMPETITION小学校家庭科副読本『おみそ 調べてみよう!食べてみよう!』
読後感想文コンクール
平成19年度 第15回 入賞者発表

みそを大切にする心[みそ健康づくり委員会委員長賞]

神奈川県湘南白百合学園小学校5年生花田 珠里

わたしの家族は皆、おみそ汁が大好きです。パンフレットを読んで、みそには良質なたんばく質やビタミン等がふくまれていて、そのたんぱく質は体を作る働きがあることを知りました。ですから、毎日の食たくにおみそ汁は欠かせない一品と考えます。
数年前に、テレビドラマの「利家とまつ」という番組を見ました。戦国時代の話で、戦に行く時に武士たちは、みそをお米で包んだみそ団子を持って出かけた場面が思い出され、わたしが小さかったにもかかわらず、みそのパワーを感じました。このように、古く昔から元気になれる食品として、大切にされてきたみそは、本当にすばらしいものであると思いました。
また、みそには大豆に加える食品のちがいによって、「豆みそ」、「麦みそ」、「米みそ」となり、たくさんの種類があることも知りました。わたしはすべてのみそを食べてみたくなりました。これを機に、わたしは我が家のみそ事情はどうなのか知りたくなり、母に聞いてみました。我が家は、米みそで甘口が好みで、赤みそをよく使っているそうです。また、種類にこだわらず、旅行へ行く度に、その地方のみそを買って楽しみます。わたしたちは信州へよく旅行するので、信州みそをよく買います。
さらに、祖父母の郷里である、新潟の越後みそは絶品と、母はわたしに宣伝してくださいました。我が家の食たくは、みそは主役ではないけれど、毎日陰で必ず応援してくれる、大切な脇役です。みそが登場しない日は、一日もありません。みその存在が分かると、おみそ汁がこんなにもおいしかったかしらと、改めて感動しました。
私たちに元気を与えてくれるみそは、いつの時代になっても受けついでいくべき伝統ある食品です。わたしも将来、おいしいおみそ汁が作れる日本人になれるように、みそを大切にする心を持ち続けていきたいと思います。

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