IMPRESSION COMPETITION小学校家庭科副読本『おみそ 調べてみよう!食べてみよう!』
読後感想文コンクール
平成15年度 第11回 入賞者発表

日本一のみそしるをありがとう[優秀賞]

春日部市立豊春小学校6年生角 國綾

私の自まんは、おばあちゃんのつくった、みそしるです。
おばあちゃんは、私が大人になってからおしえてあげるよ。と言っただけで、それいらい、何回も聞きましたが、おしえてくれません。
私は、家でみそしるをつくってみましたが、おばあちゃんのようにはいきません。おばあちゃんのみそしるのあじを、舌におぼえさせましたが、同じあじがでないので、くやしかったです。なんとかして、なんとかして、同じあじを見つけようと努力しましたが、おばあちゃんのように、少し甘辛いやさしい風味がでませんでした。どうして、なんで。というあせりの気持ちが、私の心に表れました。おばあちゃんはいつも同じ表情、気持ちでつくっているのに。
そんなふうに思って一ヶ月がたとうとしていました。おばあちゃん家に行くと、いつもと同じ顔のおばあちゃんが出てきました。おばあちゃんは、いつもよゆうなのか。そう思った日の夜、私はおばあちゃんの本当の心の声を聞いたような気がしました。
「お父さん、明日綾と寿子大丈夫かな。明日、おくれないかな。」
と、すごく心配する声が聞こえました。
この時私は、すべてが分かりました。
おばあちゃんのみそしるが、なぞの力をひめたみそしるだったのです。おばあちゃんは食べてもらうがわのことを考えて、毎日同じ量を同じあじを出す食べ物をそろえる努力。おいしく食べてもらうためにつくられたかのような指。私は、こんなかんたんなことなんだ。なら、おばあちゃんたちが命つきるまで、これまでしてもらったことを倍にしてかえしてあげたいです。
おばあちゃん。命を大事にね。命は、一つ。みそしるのあじも一つ。

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