IMPRESSION COMPETITION小学校家庭科副読本『おみそ 調べてみよう!食べてみよう!』
読後感想文コンクール
平成17年度 第13回 入賞者発表

焼きみそおにぎり作り[優秀賞]

南津軽郡碇ケ関村立碇ケ関小学校6年生平山 千尋

私は、この『おみそ』の本を読んで、私もなにか、みそ料理を作ってみたいと、頭の中で強く思いました。考えて、考えて、考えついたのは、亡くなったお父さんのお母さんがよく作ってくれた、焼きみそおにぎりでした。その作り方と味を思い出し、自分で作ってみることにしました。
まず始めに、おにぎりをにぎります。すいはんきをあけると、お米のいいかおりがします。そのごはんを手に取り、うめぼしをいれて、強く、かたくにぎりました。
次は、にぎったおにぎりを焼きます。ガスコンロにあみをわたして、おにぎりを置き、火をつけます。おにぎりに小麦色の色がついてきました。台所中に、焼きおにぎりのいいかおりが広がっていきます。そのかおりにさそわれたかのように、お父さんと弟たちが入ってきました。
そして、次は、おにぎりにみそをつけます。焼いたばかりですごくあつく、手が真っ赤になるほどでした。けっきょく、みそをつけるのはお母さんに手伝ってもらいました。そしてもう一度焼きました。こげがびみょうについていて、とてもおいしそうです。火かげんは、お父さんに教えてもらいました。お米とみそのいいかおりがします。そこで、焼きみそおにぎりをお皿にもりました。これが、亡くなったお父さんのお母さんじきでんの、焼きみそおにぎりの作り方です。食べてみると、うめぼしのすっぱさがまったくなく、お米のカリカリとした食感と、みそのまったりとした味が、口の中いっぱいに広がりました。とてもなつかしい味がしました。これは夏バテにいいかもと私は思いました。自分で作ったからかもしれないけど、とてもおいしく感じました。
『おみそ』の本にも、いろいろなみそ料理がたくさんのっています。それをさんこうにし、今度は家族全員でみそ料理を作りたいと私は思います。

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