IMPRESSION COMPETITION小学校家庭科副読本『おみそ 調べてみよう!食べてみよう!』
読後感想文コンクール平成23年度 第19回 入賞者発表
みんな大好き梅みそキュウリ[文部科学大臣賞]
高知県高知市立一ツ橋小学校6年生宮地 彩乃
「ポリポリ。」キュウリの音が気持ちよく響きます。暑い夏でも、この特製おばあちゃんの梅みそをキュウリにつけて食べると夏バテ知らずです。キュウリ二、三本は平気で食べることができます。
そこで、このおいしい梅みその作り方をおばあちゃんに教えてもらいたくて、おばあちゃんの家に行きました。「たいした作り方じゃないけどねえ。」と言いながら教えてくれました。
材料は、梅、砂糖、みそをそれぞれ一キログラム用意します。次に、容器に梅、砂糖、みそを交互に重ねて入れます。そのままふたをして、冷蔵庫でねかせます。始めは固かったみそや梅が、ドロドロになったら出来上がりです。出来上がったみそも梅も、食べられます。冷蔵庫に入れておくと、二年はもつそうです。すごくもつのでびっくりしました。
梅みそは、キャベツのみそあえやこんにゃくにかけてもおいしいし、ごはんにそのままかけてもとてもおいしいです。いろんなこん立に役立ち、つけてもかけてもいいのでとても便利です。
この梅みそは、夏バテに効くと聞いたのでみその効用も調べてみました。みそには良質のたんぱく質が含まれていて、冷えにも効果があるそうです。びっくりしたのは、ガンを引き起こす変異原の力を抑制するという説があるということです。今問題になっている放射線から、体を守る働きがあるとも証明されているそうです。
私は、みその力はすごいと思いました。おばあちゃんは、白みそやだし入りみそも使い分けているそうです。このことを知ってから母に頼んで、前より梅みそを出してもらうようになりました。私の家の食卓には、毎日朝夕ごはんに梅みそが出ています。みそを食べて健康な体を作りたいです。