IMPRESSION COMPETITION小学校家庭科副読本『おみそ 調べてみよう!食べてみよう!』
読後感想文コンクール
平成23年度 第19回 入賞者発表

『おみそ』を読んで[みそ健康づくり委員会委員長賞]

茨城県筑西市立竹島小学校5年生西條 佑基

この本から分かったことが四つあります。一つ目は、みそが食物をおいしくする働きを持っていることです。油と相性が良かったりおいしい香りやコクを出すことができるのにはおどろきました。また魚や肉では、魚の生ぐささを消したり、食品を長持ちさせる効果があるそうです。ぼくの家でも、肉や魚をみそにつけこんだものをやいて食べます。おいしい香りとコクがあって、大好きです。
二つ目は、日本各地のみそ料理です。寒い地方ならではの、大きななべで野菜や魚をにこんだ北海道の石狩なべや、山なし県のほうとうがとてもおいしそうでした。沖なわでは、少し変わったかくし味にピーナッツバターを加えた、イナムルチというみそ料理があることも分かりました。
三つ目は、みそが家で作れることです。なべやざるなど、どこの家にもある道具で簡単な作業で作れることが分かりました。しかしかなり長い時間が必要なので根気のいる作業だと思いました。たまに近所の人にもらう手作りみそは、売っているみそとちがった優しいおいしさなので、ぼくも作ってみたいです。
四つ目は、みその歴史です。みそのルーツで、一万年も前にどんぐりで作ったみそのようなものを食べていたという説におどろきました。日本のき族時代には、みそは高級品だったそうです。その次の時代になると、みそ汁が作られるようになり、江戸ばく府を開いた徳川家康の長生きのひみつもみそ汁にあったことにおどろきました。
そんな健康の源のみそ汁をぼくも作ってみたくなり、お母さんに聞きながら、なすと玉ねぎのみそ汁を作ってみました。野菜を切ったり、熱いなべの上でみそをとかすのが大変でした。少し、しょっぱくなってしまったけれど、上手に出来ました。家族にほめてもらいました。

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