IMPRESSION COMPETITION小学校家庭科副読本『おみそ 調べてみよう!食べてみよう!』
読後感想文コンクール
平成23年度 第19回 入賞者発表

これからも作るよ[最優秀賞]

広島県坂町立小屋浦小学校6年生岡 日向子

六月に、家庭科の授業でみそ汁を作りました。一班で二種類のみそ汁を作りました。一種類目は、基本のみそ汁で、あげと大根とねぎ。二種類目は、班のみんなで栄養のバランスを考えて、豚肉とじゃがいもとねぎで作りました。私達が作ったみそ汁はとてもおいしくて、具材に味がじんわりとしみていて、今まで食べたことの無いような味でした。
そこで、私は、家庭科で習ったことをもとにして、家で、一人で、みそ汁を作ってみることにしました。
材料は、玉ねぎとじゃがいもにしました。なぜかというと、母さんから、
「じゃがいもが入ったみそ汁が、食べたいな。」
というリクエストがあったからです。
まず、水を温めてだしをとっている間に玉ねぎとじゃがいもを切りました。家庭科で固い物から煮ていくと習ったので、じゃがいもをだしに入れて、次に玉ねぎを入れました。
次は、いよいよみそを入れます。みそを皿に入れて、だしでとかしながら入れました。ちょっとここで味見をしたら、思ったよりからかったので水を足しました。味が良い感じになったので火を止めて、汁わんに、みそ汁をつぎ、テーブルに持って行きました。
「おいしそーう。いいにおいじゃね。」
テーブルに並んだみそ汁を見て、母さんはそう言ってくれました。ドキドキしながら、母さんにみそ汁を飲んでもらい、感想を聞くと、
「おいしいよ。また作ってほしいな。」
と、言われてとてもうれしくなりました。母さんやばあちゃんがご飯を作った時、「おいしい」と言われてうれしくなる気持ちが分かりました。
私は、一人でみそ汁を作ってみて、料理を作るのは、うれしいこともあるけれど大変でもあると思いました。そして、家族に感謝したいと改めて思いました。そのためにも、これからおいしいみそ汁を作り続けます。

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