IMPRESSION COMPETITION小学校家庭科副読本『おみそ 調べてみよう!食べてみよう!』
読後感想文コンクール平成23年度 第19回 入賞者発表
みその大切さ[優秀賞]
日仏文化学院パリ日本人学校5年生柏崎 孝太
ぼくのおじいちゃんとおばあちゃんは、青森県でみそを作っています。ぼくたちがパリに来る前に、十五キログラムくらいのみそをもらいました。そのみその大豆も、おじいちゃんとおばあちゃんが作っているので、栄養がたっぷりあります。
ぼくは、毎日食べるみそ汁が、とても好きです。よく具に入るのは、わかめです。なすやマッシュルームなどもよく入ります。そんなみそ汁を毎日食べられるのだから、ぼくはとてもうれしいです。
ぼくに、こんな経験があります。九月にキャンプに行った時のことです。この時はおなかがすいていて、こんな時こそ温かいみそ汁が食べたいような、そんな気分でした。ちょうどその時、みそをもって来ていたので、
「とん汁を作ってみない!?」
とお母さんが提案しました。みんな大賛成だったので、早速作ることにしました。キャンプなので、たき火をしてにました、ふっとうした時に、なべを開けた時のかおりは、ぼくの心をあたためてくれました。食べた時には、アツアツのとん汁が口の中に広がり、夢のようでした。
他にも、ぼくは思ったことがあります。それは、「みその大切さ・美味しさを、世界中の人々に味わってもらいたい」という願いです。パリに住んでいるからこそ、フランス人にみそ料理を食べてもらえればいいなと思います。特にみそ汁は、味わえなければもったいない程だと思います。フランス人がみそ汁を食べながら、
「セボン!(おいしい)」
と言ってもらいたいです。だからぼくは、日本人がみそ汁を食べられることにありがたく思っています。「ご飯とみそ汁」という組み合わせを考えてくれた昔の人々、ありがとう!!!