IMPRESSION COMPETITION小学校家庭科副読本『おみそ 調べてみよう!食べてみよう!』
読後感想文コンクール
平成24年度 第20回 入賞者発表

みその栄養[文部科学大臣賞]

茨城県ひたちなか市立佐野小学校5年生高須 優希

ぼくは、みそ汁が大好きです。それは、みそ汁を食べると体が温まり、ほっこりした気持ちになるからです。今度、家庭科の授業でみそ汁を作ることになりました。
みそ汁は、かまくら時代から作られるようになり、人々がみそ汁を食べるようになったのは、室町時代になってからだそうです。そして、戦国時代には大切な栄養げんとして、戦国大名がみそ作りに力を入れたということです。ぼくが生まれるずっと前から食べられていたみそ汁は、すごいなと思いました。
そこで、みそ汁に必要なみそについてもっと知りたいと思い、みその栄養を調べてみました。すると、次のことが分かりました。
みそは、「医者いらず」とよばれるほど、健康効果の高い機能性食品で、みその代表的な効果をあげると、がん予防、コレステロールのよくせい、消化そく進、整腸作用、胃かいようの予防、美容効果、脳の活性化、老化防止等があるそうです。
ぼくの父は、よくコレステロール値が高いと言っていて、母は、年れいのことやシワのことを気にしているので、もってこいの食品だと思いました。
さらに、たんぱく質や必須アミノさん、サポニン、ビタミン群、カリウム、カルシウムや、食物せんい等さまざまな栄養そが豊ふにふくまれています。これらの栄養そは、塩分が体内にきゅうしゅうされるのを防ぎ、また塩分のはい出をうながす作用があり、さらに健康効果を高めることになります。このように、みそにはたくさんの栄養そが入っていて、体にとても大切なことが分かりました。
今までは、ただ美味しいだけで食べていたみそ汁に、このような効果があると分かってびっくりしました。そして、ますますみそ汁が好きになりました。これからも、今まで以上にたくさんみそ汁を食べて、健康でじょうぶな体になるように努めたいと思います

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