IMPRESSION COMPETITION小学校家庭科副読本『おみそ 調べてみよう!食べてみよう!』
読後感想文コンクール
平成25年度 第21回 入賞者発表

知識も味も味わい深いみそ[みそ健康づくり委員会委員長賞]

神奈川県横浜国立大学教育人間科学部附属横浜小学校6年生安藤 綾那

特に、興味深く思ったことは三つあります。
一つ目は、みそ汁の実についてです。家のみそ汁の中でユニークな実といえばさといもやなめこくらいでした。けれども、この冊子を読むと、アボカドやベーコンなどがあったので、和風のみそに合うのかなと思い、驚きました。また、このような少し変わったみそ汁をお母さんに作ってもらったり、家庭科で習った知識も生かしながら自分でも作ってみたいなと思いました。自分の中のみそ汁大発見になりそうです。
二つ目は、みその栄養についてです。この冊子のみその作り方のところを見ていました。数字がぴんとこなかったからなのだけれども、みそ三・五キログラムに対し塩が四二〇グラムだったので塩分が高いから体に良くないのかなと思ってしまいました。でも別の頁でみそ汁一五〇グラムに対して一・二グラムの塩しかなく、計算してみたら〇・八パーセントだったので、塩分が少なく健康に良いことを実感できました。でも、それだけでなく、脳の活性化、腸の掃除、老化を防ぐなどといった様々な作用があったのでとてもすごい食べ物だったということがわかりました。また、身近にこんなにすごい食べ物があったなんて、と驚きました。
三つ目は、みそはある意味で「広い」と感じたことについてです。どういう意味かというと、みそは昔からあり、そして世界にも広がっているという意味です。みそは国の成り立ちくらいの頃からあり、その後税金や高級品や健康食として親しまれていき、現代にも続いている伝統食でした。そして様々な食べ方で世界へ広がっていっています。私はまた、すごいと思ってしまいました。また、日本の伝統食のみそが世界に広がっていることを知り、嬉しくも思ったほどです。
そういう訳で、今まで書いてきたように、みそについて様々なことを知識として得て、今まで知らなかったみそのすばらしさに気付くことができました。私は、みそのいい香りが大好きです。なので、これからも健康食として沢山みそを使った食材を食べてみようと思いました。

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