IMPRESSION COMPETITION小学校家庭科副読本『おみそ 調べてみよう!食べてみよう!』
読後感想文コンクール
平成25年度 第21回 入賞者発表

みそ[最優秀賞]

高知県高知市立一ツ橋小学校5年生山本 佳希

中村のおばあちゃんは、毎年みそを作っています。
おばあちゃんの作るみそには、麦、白米、大豆、塩、こうじきんが入っています。最近は、麦を使ってみそを作っている人も少なくなってきましたが、おばあちゃんは、麦に栄養があるということで、今も麦を使ってみそを作っているそうです。
また、作り方についても聞きました。まず皮を取った麦と白米をまぜて、一ばん水につけます。次に、それをむして、冷まして、一ばんねかせ、「こうじ」にします。その次に、大豆を一ばん水につけます。そして、その大豆をおかまでにて、最後に、大豆をつぶし、こうじと塩をまぜておけにつめます。この時に、塩を入れなかったら、カビが生えてくるそうです。
この状態で、九ヵ月から一年くらいねかしておきます。もし、夏に作ると、三ヵ月くらいで食べることができるそうですが、おばあちゃんは、冬に作っているので、長い期間おくそうです。
そして、みそを作る時に気をつけることも聞きました。清潔にするということや、つめる時に、空気にふれないようにするということ、様子を見ながら、だんぼうを消したりするなどの温度調節をしっかりするということだそうです。これらのことを正しく行えば、おいしいみその出来上がりです。
ところで、わが家で良く出るみそ汁の具をしょうかいします。ほとんどは、とうふやわかめが入っていますが、最近は、おくらが入っていたりもします。ときどき、みょうがやえのきなども入っています。この前、テレビで、みそ汁にツナを入れたらおいしくなると言っていたので、今度、入れてみたいと思います。わたしは、みそを作るのに、こんなにも手間ひまかけて作っているとは知らなかったので、ちょっとびっくりしました。今度、おばあちゃんといっしょにみそを作りたいです。

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