IMPRESSION COMPETITION小学校家庭科副読本『おみそ 調べてみよう!食べてみよう!』
読後感想文コンクール平成27年度 第23回 入賞者発表
みそについて[最優秀賞]
千葉県成田市立加良部小学校6年生田中 梨香
私は「おみそ」を読んで、一人でおみそ汁を作ってみることにしました。
まず、昆布とかつおぶしでだしをとり、具は家族みんなが大好きな豆ふとわかめに決めました。豆ふをさいの目に切り、そしてだし汁の中に入れて少しにたらおみそを入れます。
「おみそを入れたらグツグツしないように気をつけて止めてね。」
と、となりでお母さんからのアドバイス。おみそを入れてから、ふっとうさせるとおみその風味がなくなってしまうそうです。最後にわかめを入れておみそ汁の完成。早速、家族に食べてもらうと、「おいしい。」と弟からうれしい言葉。仕事から帰ってきたお父さんも「本当に梨香が作ったの?」とおどろきの顔。みんながおいしいと言ってくれてうれしかったのと、なんだか照れくさくなりました。そしてまた作ってみようと思いました。
おみそには食品をおいしくするための働きがあると書いてありました。魚の生ぐささを消したり、食品をみそづけにして長持ちさせたりと、本当に栄養があるだけじゃなく、いろいろな役立ちがある事にビックリしました。
また、みその事を調べるとみそにまつわることわざがたくさんある事もわかりました。例えば「みそ汁は朝のどく消し」、これはみそ汁を毎朝飲めばどくが消えるという意味です。「みそ汁は不老長寿の薬」というのは、元気で長生きする要素がいっぱいのことです。みそは栄養がある事を昔の人も知っていた事がわかります。そんなことから、「みそは医者いらず」という言い伝えがあるそうです。だからお母さんはおみそ汁を飲んで学校に行ってと言うんだと思いました。朝のおみそ汁には、家族の健康を願うお母さんの気持ちも入っているんだなあと改めて思いました。