IMPRESSION COMPETITION小学校家庭科副読本『おみそ 調べてみよう!食べてみよう!』
読後感想文コンクール平成27年度 第23回 入賞者発表
おみそ[優秀賞]
埼玉県本庄市立旭小学校5年生小林 志門
ぼくは、「おみそ」を読んで、みそ作りをしてみたいと思い、毎年手作りみそを作っているおばあちゃんに話を聞いてみることにしました。はじめに、夏休み中に作れるか聞いてみたら、冬に仕こむそうで、作れないと知りました。おばあちゃんは、みその材料を用意して、冬にしこみ、九から十ケ月ほどねかせるそうです。
次に、みそを作る工程でなぜ空気をぬくのか自分で考えてみたけど分からなかったので、聞いてみました。空気が入っていると、悪いカビがはえたり、くさってしまうからだそうです。
次に、ねかせる前のみそのかたさと、ねかせた後のみそのかたさを聞いてみたところ、ねかせる前と後では、やわらかさやなめらかさにちがいがあることが、分かりました。
最後に、なぜお店で売っているみそを買わずに、手間をかけてみそを作るのか聞いてみました。すると、理由は三つありました。一つめは、自分で作ったみそが一番おいしいからです。二つめは、自分で材料をそろえるので、何が入っているか分かって安心だからです。三つめは、塩のかげんができるからです。この話を聞いて、おばあちゃんは、ふだんから、健康に気をつかっているんだなと思いました。
また、みそは、発酵食品の一つであることを知りました。発酵食品は体に良く、たとえば、酒、ぬかづけ、しょう油、梅ぼし、ヨーグルトなどがあり、日本には発酵食品が多いことも教えてもらいました。
ぼくは、みそが体に良いことを知り、毎日欠かさず食べたいと思いました。ぼくのお父さんは、仕事の都合で一人ぐらしをしているので、毎日みそしるが手軽に飲めるように、「おみそ」にのっていた、みそまるを作ってあげたいと思いました。