IMPRESSION COMPETITION小学校家庭科副読本『おみそ 調べてみよう!食べてみよう!』
読後感想文コンクール平成27年度 第23回 入賞者発表
ミソスープ[優秀賞]
東京都江戸川区立第二葛西小学校6年生渡邉 結佳
みなさんは、平成二十五年十二月に和食がユネスコの無形文化財に登録されたことを知っていますか。和食は日本だけでなく、海外でも健康によい食事として知られているそうです。
私がフランスに住んでいた七才頃スーパーで「みそ」は「MISO」、同じ大豆でできた豆腐は「TOFU」と書かれ、売られていました。私は日本から遠く離れたフランスで和食が日本語のままで売られていることに、とてもおどろきました。また、フランスの自然食品のお店で出会った、大学で日本語を学んでいる「マリさん」という店員さんは、毎日日本の「みそ」で作ったおみそ汁を飲んでいるそうで、
「ミソスープオイシーデス。」
と笑顔で話してくれました。私は、日本のことがほめられたようで、何だかうれしくなったことを今でも思い出します。
私も、五年生の学校の授業の時に「みそ」について学びました。「みそ」は大豆を発酵させた食品で、その栄養が体に良いこと、みそづけにすることでお肉やお魚を長く保存できることなど、みその食品としての素晴らしさや日本で昔から食べ続けられている伝統食品であることを教わりました。
私は、海外での経験や学校での学習を通して日本には、このような伝統食品の「みそ」があり、おいしい「ミソスープ」が作られていることを日本人としてほこらしく思いました。だから、こらからも、「みそ」を食べ続け、日本の伝統を守り、伝えていきたいと思います。