IMPRESSION COMPETITION小学校家庭科副読本『おみそ 調べてみよう!食べてみよう!』
読後感想文コンクール
平成28年度 第24回 入賞者発表

みそについて[文部科学大臣賞]

広島県海田町立海田南小学校5年生松尾 漆乃

わたしは、みそ汁の中で一番好きな具は、あさりです。二番目はわかめです。三番目はあぶらあげです。

寒い時にみそ汁を飲むと、体があたたまり、元気が出てきます。

他にも、みそラーメンがあります。この料理もおいしいです。

今の時代は、みそはお店で買っているけど、以前は、それぞれの家でみそが作られたそうです。土地によって使う原料がちがい、できるみその種類もちがったそうです。地いきごとに特色のあるみそが作られ、みそは土地の味と言われていたそうです。

でも、同じ土地でも家庭によってこうじや塩の加減がちがう。つまり、日本の家庭の手作りみそは、一つとしてないというわけです。そして、オンリーワンの味と言えます。その自まんのみそで味つけするみそ汁も家ごとにちがっていたそうです。

ところで、手作りみそは、つぶつぶだったそうです。そこで、かつてはすりばちとすりこぎですってみそ汁に入れていたそうです。そのみそをするのは、子どもの仕事だったそうです。わたしは、そんなことをしたことがありませんが昭和三十年代まではみそすりは家庭内の当たり前の作業でした。そのみそすりを子ども達も手伝っていたそうです。すりばちがごろごろ鳴る音は味を作り、家庭の心を結ぶ大切な作業だったそうです。

テレビの人気アニメ「サザエさん」の中にもサザエさんに言いつけられてカツオが、バットぐらい大きいすりこぎでみそをすっている場面がありました。

みそは昔、家族の味を持ち家族のきずなを作ってきた。今はみそを買う時代になっているが家族のきずなになるようなみそを使って料理を考えていきたいと思います。

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