IMPRESSION COMPETITION小学校家庭科副読本『おみそ 調べてみよう!食べてみよう!』
読後感想文コンクール
平成28年度 第24回 入賞者発表

川口市のみそ作り

埼玉県川口市立上青木南小学校6年生手塚 飛雄

ぼくはみそ汁が大好きです。みそ汁のことをよく知りたいと思い色々調べ始めました。去年は大豆の他に小豆、白花豆、黒豆を使いみそ作りました。豆が違うと味や香りや色が違ったみそが出来ました。そのみそを使ってみそ汁を作りましたがどれもおいしかったです。今年も去年に引き続きみそのことを調べようと思いました。調べているうちにぼくの住んでいる川口市で昔作られていた麦みそを復活させたことを知りました。五十年くらい前までは川口市でも麦みそを作るみそ蔵があったそうですが、時代の流れと共に途絶えてしまったそうです。それを残念に思った方々が協力して川口の麦みそを復活させ広げる活動をしています。今回その方々にお会いして色々なお話を聞くことが出来ました。新井商店さんは昔麦みその流通を行っていたそうです。麦みそ復活のためぼくたち小学生にも分かりやすい冊子を頂くことが出きたり、昔の話を聞くことが出来ました。その時麦みそクラブという集まりがあることを教わってもっとくわしく話してもらえる方を紹介して頂きました。そこで麦みその歴史や麦みそクラブ活動内容、麦みそを使った料理やおかしのことを聞きました。その中でふすまみその話に興味を持ちました。ふすまみそは麦のからで麹を作ってそれを入れたみそです。江戸時代、税の米で作った米みそを武士、税のかからない麦をを育て麦で麦みそを一般人、貧しい家では麦のからで出来るふすまみそを食べていたそうです。川口の麦みそを作り販売しているごきげんらいぶさんに麦みそ作り見学をさせて頂きました。大豆を洗い、蒸し、冷ます機械がありました。しっかりねかせることによりみその風味が強いものが出来るそうです。

ぼくは川口の麦みそを使ったラーメン屋さんにも行きみその香りが強くおいしいラーメンでした。取材にはみなさん快く協力して頂いてうれしかったです。川口市はみそまるで広める活動をしています。ぼくももっと川口の麦みそを広められる様、麦みそをもっとよく知りたいと思いました。

平成28年度 第24回 入賞者一覧に戻る