季節のおすすめみそ料理

魚の缶詰とみそ

魚の缶詰は非常食、災害食としてのイメージがありますが、今月は日常食としておすすめの食べ方を御紹介します。魚の缶詰はたんぱく質をはじめ、DHA、EPAなどのn-3系の脂肪酸も豊富で、加熱など下処理済みなので手間要らず。価格も比較的安定していて長期保存も出来るため常備して置くと便利な健康食材です。もちろん、そのままでもおいしく食べられますが、みそを使って身近な食材と一緒にひと手間加えるだけでワンランク上の料理に早変わりします。

料理栄養計算&アドバイス 橋本ヨシイ

さんまの缶詰ご飯

さんまの蒲焼き缶はそのまま食べてもおいしいのですが、この味付けを利用してみそのうま味、しょうがとごぼうの風味を加えることで臭みもなく、おいしいご飯ができあがります。 仕上げには焼きのりの他、みょうがや万能ねぎ、さんしょうの木の芽などの薬味を利用すると更においしくなります。

  • エネルギー 355Kcal
  • 食塩相当量 1.2g

※一人分の値

さば缶のMISOアヒージョ

さば缶を開けてすぐにできるMISOアヒージョは見た目も風味も大満足!
具材は他にアスパラ、バジル、オリーブなどを加えてもおいしく頂けます。
カリッと焼いたバケットや薄切の雑穀パンなどを添えてアヒージョソースも楽しみましょう。みそが入るのでコクのあるソースがたまりません。

  • エネルギー 277Kcal
  • 食塩相当量 1.2g

(※容器にアヒージョソースが1/2残ったとして計算)

さば缶と野菜の包み蒸し

さばの缶詰めと野菜やきのこ等と一緒に〝チャンチャン風″に作りましょう。 
野菜やきのこは冷蔵庫に余っているものでOKです。缶詰は下処理済みなので、あっという間にできます。包み蒸しは忙しい人や何もやりたくない時にもおすすめ料理で、後片付けも楽々です。

  • エネルギー 258Kcal
  • 食塩相当量 1.9g

※一人分の値

さけ缶とたまねぎのみそサラダ

生たまねぎと魚の缶詰めがみそドレッシングで風味よく食べられます。
さけ缶の他、さば缶、ツナ缶(チャンクタイプ)などでもよく合います。生たまねぎには硫化アリルが含まれていて魚に含まれるビタミンB1の吸収率を上げる他、血流をよくして血栓などを防ぐ働きがあります。

  • エネルギー 154Kcal
  • 食塩相当量 1.4g

※一人分の値

ツナ缶とパプリカのカレーみそ炒め

パプリカとたまねぎを切ってさっと炒め、ツナと合わせてみそダレで調味するだけ。
パプリカにはビタミンAやC、抗酸化成分も豊富で、みその抗酸化作用との相乗効果で魚の脂質酸化を抑えて健康的に食べることが出来ます。
さばやさけの水煮缶でもおいしくできます。
ご飯のおかずにぴったりで、忙しい人や調理に時間をかけたくない人におすすめです。

  • エネルギー 94Kcal
  • 食塩相当量 1.3g

※一人分の値