

電気圧力鍋を使ったみそ料理
暑さ真っ盛りのこの時期はキッチンに立つのも億劫ですね。
こんな時は話題の「電気圧力鍋」でラクラク、ほったらかし料理がお勧めです。
今月はみそを使って風味とコクのある圧力鍋料理をご紹介します。
加熱時間は目安として利用して下さい。メーカー各社の機種によって多少異なりますので、電気圧力鍋の説明書に従って時間を設定して下さい。もちろん、従来型の圧力鍋でも同様に作ることができます。
料理栄養計算&アドバイス 橋本ヨシイ
はちみつみそ煮豚
煮豚は圧力鍋が得意とする料理のひとつです。
豚肉には体力を維持、回復させるために大事な良質なたんぱく質やビタミンB1などのB類を多く含みます。
梅酒とみそ、はちみつを使うので、低塩ながらコクがあり、とてもまろやかな風味に仕上がります。そのまま食べるだけでなく、麺類の具材としてもお勧めです。
- エネルギー 217Kcal
- 食塩相当量 0.7g
(※煮汁の可食率50%で計算)
夏野菜とチキンのスープカレー
圧力鍋なら野菜を炒めないで入れるだけ。鶏肉だけはカレー粉をまぶしてさっと表面を焼いて加えましょう。短時間で野菜と鶏肉のうま味を十分に引き出したヘルシーなスープカレーができます。夏野菜には元気を保つビタミン、ミネラルがたっぷりです。
辛口の赤色系みそを少量加えるのであっさりしていながらコクも加わります。
- エネルギー 323Kcal
- 食塩相当量 1.7g
(※スープカレーのみの数値で写真のターメリックライスは入らない)
たことトマトの柔らか煮
圧力鍋で作ると短時間でたこが軟らかく仕上がります。
たこは低カロリー、高たんぱくで、肝機能を助けるタウリンも含みます。
トマトのさっぱりした風味とみそのうま味で、たこが冷めてもおいしく食べられます。
昔から〝夏負けにはたこ″といわれているように、たこは夏バテ予防、回復によい食材として日本人には馴染みのある食材です。
- エネルギー 77Kcal
- 食塩相当量 1.1g
※一人分の値
夏野菜のみそ煮
圧力鍋を使うので、旬の夏野菜があっという間に〝ふわふわ″に仕上がります。
特に気温の高い日は、煮汁に漬けたまま冷やして食べるのがお勧めです。
みそを使うので優しいおいしさが体を元気にしてくれます。いんげんなど、他の食材を加えてもおいしくできます。
- エネルギー 81Kcal
- 食塩相当量 0.8g
(※汁は半分残したとして計算)
黒豆の黒糖、みそ豆
長時間煮る黒豆も圧力鍋は得意です。
食感の良い硬めの豆が好みなら、加熱時間は20分位に、柔らかい豆が好みなら40分位がおすすめです。
豆みそと黒砂糖で作るので程よい甘さとコクのある風味になり、鉄などのミネラルも補給できます。冷蔵庫に作り置きすれば、ティータイムにも役立ちます。
- エネルギー 723Kcal
- 食塩相当量 1.4g
※一人分の値